プロローグ

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「いい加減姿表せよ!」 彼の手が一瞬輝き刀が出現した。 「ほお、それが噂に聞いていた『無の力』か」 スパン 彼は黒い影を切り裂いた。 「影は切れても再び戻る、無駄だったようだな。ハッハッハ。」 「ただ斬っただけじゃない。」 黒い影の斬られた箇所から順に影の形が崩れるように粉々になった。 「…なんだとお。」 「姿を晒さねばならなくなるとは…。」 彼は、敵の姿をみて驚いた。 「お…お前は…!!!。」
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