出会い(girl meets boy)

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 「僕? 僕のことは、君ならわかるだろう?」  それは見間違えようもなく、夢で見た少年だった。  「はじめまして。それとも、久しぶりかな」  「あなたは誰なの?」  私の声は、わずかに震えていた。  「僕は君に産み出された存在。君は死に近付きすぎた。それは人として間違っている。だから僕は君を元に戻さないと。」
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