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Σドスンっ!!!バキッ!!
暴走したほうきは暴れに暴れ、そのままウィッチを乗せたまま地面に激突した。
ウィッチ「痛ぁ~い(泣)」
激突したショックでほうきは折れてしまった。
ウィッチ「ババァ~(怒)死にかけたわ!!てか、ここどこよ!?」
ウィッチはあたりを見渡す。
凸凹した草原に大きな木が一本ある。他にはほとんど何もなく使い魔らしきものもいない。
ウィッチ「あの木の下でちょっと休も♪」
少し休もうと、木陰に荷物をドサっと下ろし、腰を下ろす。
ウィッチ「ん?」
座って前を見ると、明らかに不自然な状態で大根の葉らしきものが埋まっている。
ウィッチ「こういうの見ると無性に掘り返したくなるわ♪」
ウィッチは駆け寄ると葉を掴んで引き抜こうとする。
ウィッチ「ん~~~(汗)」
なかなか引き抜けない。ウィッチは思いっきり力をこめて引っ張った!
!!!ぬけた!!!
???「おい!お前誰だ!日光浴してたのに(怒)」
不機嫌な顔をした大根みたいな生き物がウィッチに言う。
ウィッチ「キャッ!!大根が喋った!(汗)」
???「大根違うわ!マンドレイクじゃ!ボケ!!」
ツルっとしたピーナッツのような形をした体からは、手と足らしきものが4本根っこのように生えている。
ウィッチ「…あなた、もしかして、使い魔ってやつ?」
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