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「こんなことをするような貴族がこの国にいるなんて…」
エレナは､驚きと呆れと申し訳なさを混ぜたような顔をしていた
「ちょっと驚いた｡……でも俺は､これ以上被害が大きくなる前に食い止められてよかったとも思ってる｡」
「……そう､ですよね｡でもっ…」
ﾄﾞｺﾞｰﾝ ﾊﾞｷﾞﾊﾞｷﾞｯ ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
「パパー､こんぺーとー!!」
ニ階から食堂の天井を破壊し突進で壁を粉砕しながらやってくるヨウちゃん
「……人生に正解なんてないし､起きてしまったことを嘆くばかりじゃ何も変わらない｡だったら､ヨウちゃんみたいに日々前向きに人生を過ごしつつ､よりよい未来になるように少しずつ頑張っていけばいいんじゃないかな？」
「タクトさん……そう､ですね｡私､もっと頑張ります!!」
辛そうな表情から一転､エレナは笑顔でそう宣言した
ヨウちゃんナイスシリアスブレイカ―
その後､攫われた人たちに皆で必要なケアをした後､ヨウちゃんには金平糖をプレゼントしました。
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