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シオン「はい…それで、さっきの話で」
コウタ「さっき?ああ、俺の力をみこんでだっけ?」
シオン「はい。…どうか、そのお力で、私達の国をジャグラー帝国から救ってはくれないでしょうか…?」
コウタ「お、俺が!?グラーシア王国を救うだって!?」
シオン「や、やっぱり…駄目でしょうか…?」
シオンは落ち込み、俯く。
コウタ「う、う~む…」
コウタは考える。
コウタ「………」
コウタ「分かりました。出来るかどうかは分かりませんが、俺がグラーシア王国をジャグラー帝国から取り戻してみせましょう!!」
するとシオンがぱっと顔を上げ、
シオン「本当ですか!?ありがとうございます!!」
シオンはコウタの両手を包む様に握る。
コウタ「はい!やってみせましょう!!」
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