出会い

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母さんは『それもそうか、何なら早く起きたんだから、早目に準備したら。』と言って家事に戻った。俺は、親に言われた通りに早目に学校の準備して、顔を洗ったり、髪を整えた。準備が終わってすぐに親から朝飯が出来たと言われたので、朝飯を食べて、少し早いけど、家を出て、学校に向かった。 家を出てすぐ遠くから声が聞こえた。 『おはよう、翔ちゃん!』俺は、声の方向の体を向けたら、大介がこっちに向かって来た。 あいつの名前は、「岩渕大介」(イワブチダイスケ)俺の親友で、俺の硬式野球クラブチームの仲間である。 あ、「クラブチーム」っていうのは、「ポニー」っていう中学硬式野球チームが在って、全国で84チームの「ポニー」がある。俺と大介が、入ってたチームは「弘前ポニー」っていうチームで、全国大会ベスト4まで行った強豪チームだ。大介はレギュラーだったけど俺は、控え選手だった。大介は、野球が上手くて、他の強豪校からスカウト来てたけど、俺なんかの為に、スカウトを蹴って俺と同じ高校に来た。何故この高校にしたのか、聞いたけど『俺は、お前が居ないと楽しく無い!』と言った。正直嬉しかった。俺も、大介が居ないと楽しく無いと考えてた。『今日は入学式だな!』と大介が言った。 『そうだな、俺達が、初めて逢ってからもう三年経つんだな。』と答えた。 『俺は、高校に入っても野球やるけど、翔ちゃんはどうするの?』 『俺が、野球辞めると思うか!?当然やるに決まってるだろ!』みたいな感じで俺達は雑談をしながら、学校に向かった。 数分後、学校に着いた。 高校名は「〇〇県私立弘前高校」ところである。勉強も部活も、まぁそこら辺の高校よりは良い。俺達は、校門を抜けてクラス分け表が貼っている掲示板に向かった。掲示板の近くに着いた。 『一緒のクラスだったら良いな?』と大介が言ってきた。
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