20人が本棚に入れています
本棚に追加
「25だぞ!美人だぞ!これ以上の幸福があるか?これで今年一年、俺の学園生活は薔薇色だー!!」
(馬鹿に付ける薬は無いとはまさにこのことだな……)
隼人は悠太を哀れみの目で見てやったが、悠太はそんなことはお構い無しに1人で盛り上がっている。
(あ、ちなみになぜ俺が担任のことを呼び捨てしてるかというと、俺はあの人を年上とも先生とも認めないからである)
悠太とダベっていると、既に自己紹介は最後の女子まで進んでいた。
「あの子は要チェックだぜ」
興奮状態が落ち着いた悠太が隼人にそっと耳打ちする。
「私の名前は水澤唯奈(ミズサワユイナ)です。特技は料理です。」
身長は155ぐらい。明るい栗色のショートヘアー。
「可愛いな……」
隼人はボソッと呟く。
最初のコメントを投稿しよう!