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結局そのあとは炎を自分のものにしたいと言われ追い返されてしまった。
変な夢でも見た気になってしまったオレは帰ってそのまま布団に入った。
気付くと外はすでに真っ暗だった。
時計を確認すると3:00になろうとしていた。
中途半端な時間に目が覚めてしまったと悔やみながら部屋を見渡しているとカーテンを閉めていなかったことに気付いた。
今更だと思いながらカーテンを閉めに行こうとすると、とんでもない光景が目に入った。
「火事だ!」
思わず声が出てしまう程の大きさだった。
その方角には諒太の家がある。
嫌な予感しかしない。
とにかく外へ飛び出し、火事の起きている方へと走った。
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