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広い庭を見渡しながら玄関まで続く道を進み、玄関まで辿り着くと家の中へと入って行った。
「「お帰りなさいませ」」
何人かのお手伝いさんが帰ってきた諒太を出迎える。
「達也来てるから部屋には来ないで」
そう言うと諒太は自分の部屋へと向かい、オレもその後に続いた。
「久しぶりだな」
確かに久しぶりだ。
中学の頃までは毎日のよいに遊びに行っていたが、高校に入ってからはこの家の威圧感にも気付きあまり来なくなっていた。
「何か飲むか?」
そう言うと、部屋にある冷蔵庫からお茶を出してきた。
「ありがとう」
それを受け取り飲んだ後、机に置こうとした。
「コレ何だ?」
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