子猫の甘い蜜

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「う、嘘だ。捏造だ!」 「例えそうだとして、私に何の特があるのかしら」 水崎お姉様の両腕によってゆっくりと、更に引き寄せられるこの体。 コイツ此処まで節操なしな奴だったっけか?とかなんとか考えてるうちに耳とか食べられちゃってるし! 「相変わらず来るものは拒まず。抵抗はしないのね」 「ぅ…ぅぁ…」 「動けないだけ…なようね」 動けないことが分かると水崎お姉様は腰に巻いた腕を緩めて優しくまわす。 俺は早く終わらないかという気持ちで洋服を握り締め、ただじっと終わるのを待っていた。 しかし水崎お姉様はこれ以上攻めるということはせずにあくまで服の上から、直接は触らないように考慮しているみたいだ。 やっぱり香織お姉様がいるからかな。 ……ちょっと嬉しいような悲しいような、そんな気持ちになる。 「ねえ夕紀。私は香織のお姉様だからこれ以上はしないようにしているの」 「ちょっ…」 水崎お姉様はポケットから携帯電話を取り出して手早く操作をするとマナーを鳴らし始めた。す、凄く嫌な予感がする。 そしてその携帯電話を膝に固定した所で俺は持ち上げられた。 「知っていたかしら。私の携帯電話は耐水性なのよ」 「ひっ…!?」 言葉が終わると同時に重力落下した俺の体は綺麗に水崎お姉様の携帯電話と太腿の上に跨る形で着地。 その瞬間、入り込んできた携帯電話の淡く微弱な振動で俺の下腹部はじんじんする感覚に襲われた。 「ぁ…ぅぁ……携帯が…」 な、何で弱点に当たるかなっ…
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