子猫の甘い蜜

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ビリビリする本体が丁度ぷくっと腫れた部分に仄かに当たって、焦らされているような感じがする。 「とても可愛い声ね」 「ぅ…五月蝿い」 「うふふ」 水崎お姉様は微笑みながら膝を貧乏揺すりのようにして、更に腰に腕をまいて前後にも動かされる。 その揺れに合わせて俺の口からは溶けそうなくらいいやらしい声が漏れて僅かに涙もでた。 だってこうなった水崎お姉様は怖い。俺が予想する以上の刺激と快楽で一気に頭を真っ白にさせるからだ。 「やだっ……や…っ」 腰にぐんと力を掛けられて携帯が股の間を強く擦りながら通りぬける。と、背筋が軽く反り返った。 もう下着は目も当てられないくらいいやらしい事になっている。 「はなせ……うぁっ…は、はなせえっ!」 無言で微笑む水崎お姉様が怖い。 虐めるのを心底楽しんでいるように見える。水崎お姉様は俺が嫌いだからこんな事をするんだろうかと考えてしまうくらい、怖い。 胸の切なさは既に限界を超えて超えた分だけ涙となって外へ排出される。 流石の恐怖に一生懸命抵抗として水崎お姉様を叩くけど全く動じていない。 「好き、好きですっ…だ、だから……はなせ!…やめっ…」 「やっと白状してくれたわね」 くすりと笑うと水崎お姉様は揺するのを止めてくれて優しく抱き締めてくれた。 寄せられた体からは汗とシャンプーの香りがして乱れた気持ちを落ち着かせてくれる。 「でも…残念ね」 気を許した瞬間だった。俺は水崎八代という人間を忘れていたようだ。 「沢山鳴いていなさい」 それに気がついた時にはもう終わっていて、俺はベッドの上で放心状態から抜け出した後だった。
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