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ズッザーーーーーーーーー!!
母みつこの強烈なビンタは、殿様を、たかしのうちの玄関の下駄箱にホールインワンさせていた。
殿「いい家じゃの、ヨは満足じゃ」
殿様はまさにシャチホコの姿勢で、下駄箱の奥のほうに向かってしゃべっている。
た「お前何も見えてねぇだろうが。
しかも違う意味で(母のビンタ的な意味で)満足してんだろ?!」
殿「いやいや、いい家じゃよ、本当にいい家じゃ・・・んがっ!・・・歯が・・・折れた///」
た「そこで照れるなっ!!」
殿様はまさにドMである。
み「ほらはいりなさいな、入らないともう一本歯折るわよ!」
みつこのすべてを焼き尽くすような視線は殿様に向けられた。
た「何、ちゃっかり怖いこといってんの?!殺人犯の目になってるよ?!」
殿「歯折ってくれるなら、入りません!!」
た「おめぇはいいからさっさと入れやっ!!」
たかしは殿様の足をつかんで居間まで引きずっていった。
殿「おおぅ、エクセレントッ!」
た「だまってくれ」
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