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家来「な・・・なんですかあれっ!!」
殿「おうおう、なんじゃなんじゃ」
突然、殿様の前の空間がゆがみ始め、一瞬黒く光ったかと思うと、殿様を吸い込み始めた。
殿「おお~うぅ!
トレビア~~~ン!!」
家来「っと、殿様ぁあ~!!」
ガキ「お~い、お殿様~!
おっとのげたなぁこれは」
(おったまげたと言いたかったんだと思う)
熊「殿・・・」
村人「うひょひょひょひょひょ!!」
熊がしゃべった点と、村人おかしくなりっぱなしな点はスルーして・・・
家来たちは、吸い込まれゆがんでいく殿様を見たまま、呆然とし、立ち尽くしていた。
殿「世界は広いぞよ」
殿様の頭だけが見えていたところで、わけの分からない言葉を発して、殿様は、吸い込まれていき・・・
やがて消えた。
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そして、今に至る・・・
殿「というわけぞよ」
た「黒い光・・・吸い込まれた・・・
やっぱタイムスリップだ!!」
たかしは何も知らないくせに決め付けた。
殿「なんじゃ・・・その、体毛スランプとやらは?」
た「体毛スランプじゃねえよ?!タイムスリップだよ?!
体毛が不調なんですか?!」
殿「確かに・・・頭は気になるの・・・」
た「気にしてろ、ちょんまげハゲっ!!
俺の予想だと・・・お前は、過去の時代からやってきたんだ!
どのくらい昔かはしらないけど」
殿「なんじゃと・・・ヨはもう少し人生を楽しみたかったぞよ・・・」
た「いや?!しんでねえよ?!
話し聞いてましたか?!」
そして、たかしは殿様が昔から来たことを、もう一度説明した・・・
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