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真理と合流したあと、あたしたちは"もう1人"を連れに近くの雑貨屋へ歩いた。
店名は「Lino」。
その"もう1人"の名前だ。
「いらっしゃいま──あ!悠子ちゃん、真理ちゃん!久しぶりねぇ~」
あたしたちを迎え出てくれたのは
Lino、松田 梨乃(マツダ リノ)のお母さんだった。
「「こんばんは」」
「梨乃呼んでくるから、雑貨でも見て待っててね~」
梨乃のお母さんは綺麗でやわらかい感じの、優しい人だ。
雑貨屋で可愛いものがたくさんあって、おまけにあんないいお母さんがいて
あたしは梨乃が羨ましく思えた。
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