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言葉と共に爽やか笑顔を作ってみる。
惚れてもいいんだぜ？
「･･･今更何？」
対する葉月ちゃんの反応は予想通り冷たかった。もう極寒。凍えちゃいそう。
「えっとさ。前にさ葉月にしてもらった話覚えてる？人生は負け戦がどうとかっていう奴･･･」
「あぁ、したわね」
ズカズカズカズカ。
コイツ足早ぇな。
「あれさ。僕なりのが答えでたんだ。ちょっと哲学って良い？」
「もうその動詞が如何にも馬鹿っぽいけどいいわよ」
「やった」
握られた葉月の手を強く握り返す。
まぁ、そんな事をしたところで彼女の歩くペースは速いままなので話を進める事にした。
「人生は負け戦の連続だって話したでしょ？敗けながら人生は完成していくって･･･」
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