立ちはだかる壁

4/5
前へ
/9ページ
次へ
あたりは夜、本来なら就眠時間だが私達は宿舎のベッドの上で各自タバコを吸うなりなんなりしていた するとトレインが私に話かけてきた「アイオワ 予想してたか? あれを」、私は「゙ここは軍隊だ"オツムワとは違うが 前から覚悟していた ウォルターは?」 ウォルター、汽車の時本を読んでいた男だ トレインが口を挟む「こいつか?根っからさ 爆弾抱えて生まれてきた」と言うとウォルターは「卒業式では真っ先に俺の名前が呼ばれる」、トレインは聞き返す「確かか?」と ウォルター「間違いない」 トレイン「呼ばれる名前はミスター゙本の虫"か?」と言い返す、ウォルターは「ピープルズ ウォルター・デリック 専攻は航行工学」 ウォルターの自己紹介だ 私も彼に続き自己紹介をする「ハニバル・リー 医学を専攻した」 続いて自己紹介がされる「ルイス・ジョンズ 英文学」 トレインが自己紹介をする「ウィリアム・゙トレイン"・ロバーツ 政治学だ」 パイプをくわえた小太りが言う「レロイ・キャピー 美術史を専攻した」 次々と自己紹介が上がる「アンドルー・ターナー 社会学」 「チャールズ・テインハーフバック」 「ウィリアム・ピッツ 経済学」 自己紹介が終わると皆床についた そして夜が明けた
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加