人間現状で満足すると発展はしない

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<高山源氏 LV56 種族・人間 職業・戦士 HP317 MP51 力221+63 守212+100 速46-10 賢60 運37 補足、ギルドに加入しておりランクはCです。 装備は一般的な大剣に鎧です> 高山さん・・・いやいや、そんな生やしい体格じゃないから!と心の底からメシアは思った (日本人!!ふざけんな!こんなマッチョな日本人が居て溜まるか!大体、髪色が茶色って!) そもそも髪の色など別に染めれば良いのだが・・・ 「なにジロジロ見てるんだ?」 メシアの方に源氏が近寄って来た 「ん?そんなジロジロ見てたか?」 「おう!そんなに羨ましいか?」 源氏は登録したての初心者に自分のランクの事を言ったのだが当然メシアは知りません 「羨ましい?すまん、俺は細い体型が好きでな」 と言うか日本人はどんなに筋トレしてもアメリカ級のマッチョは出来上がらない・・・と思う 「そっちじゃねぇよ」 「そうなのか」 「変わった奴だな・・・お前本当にギルド初めてか?」 ちなみに初めてギルドに来る者たちは殆ど冒険初心者でそのせいか未知の世界に過度な緊張状態らしい 「初めてだが特に気負う必要も無いしな」
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