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亜「ねぇ、マジ?」
梓「マジに決まってんじゃん!」
胸を張って言う梓を見ていると笑みが零れる。
亜「じゃあ、見つからないように頑張って」
梓「だから内緒だよ、亜美?」
片方の眉を下げて笑いながら言う梓。
亜「わかってるから大丈夫!」
梓「じゃあ、今度遊んでねぇー!!私、自分の教室戻るからーバイバイ!!」
亜「うん、今度ね」
そう言って梓は自分の教室へと戻って行った。
はぁ…アズのあのテンションについて行くには大変だよ…まったく。
でも、私が学級委員って…梓の言うとおり見た目しか合ってないなぁ。
学級委員…放課後…。
亜「ぅ~…行きたくナイ…」
しかも、関東1といわれる暴走族の総長と一緒なんて…。
余計に鬱だわ…。
そう思いながら机に顔を突っ伏せていると斜め前のチャラ男(颯のこと)が隣りの総長くん(悠雅のこと)に呼びかけてます。
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