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緒方はキキィーと急に車を路肩に寄せた。
「愛音!!!」
「は、はい…」
「そう呼ぶから」
「………」
「俺は特別な女しか名前で呼ばない」
愛音はいきなり名前を呼ばれて緒方の言いたいことが理解できなかった。
緒方は深い溜め息をついた。
(わかってないよな…)
「俺の女になれって言ってんだ!何度も言わせるな!!」
「…………」
「返事は!!!」
「えっ?えっ?女って…」
「付き合うんだよ!恋人!彼氏!彼女!えっじゃない!!はいって言え!!」
ポカーンとする愛音。
「愛音…いいかげんにしろよ?今すぐ犯すぞ」
「えっ?は、はい!わ、わかりました…」
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