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「ん?あ…おはよう」
「…………」
「お・は・よ・う」
「お、おはようございます」
「今日は休みなんだから昼まで寝かせろ」
「わ、私帰ります!!」
腕の中から抜け出そうとする愛音を緒方は逃がさない。
「お、緒方さんっ!!!」
「車で送ってやるからもう少し寝てろ」
「一人で帰れますから放してください」
緒方は更に腕の力を強めた。
「嫌だ。おまえの肌スベスベして気持ちいいから」
「…………」
当然、緒方も産まれたままの姿で緒方の腕が強く抱き締めれば締めるほど二人の肌は触れあう。
愛音はもう1㎜も動けなくなった。
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