第2話《対立》

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「警察やぞ!」 「うるせー舐められてたまっかよ」 「とにかく、夜遊びは禁止や、はよ帰れ!」 「ちっ…」 俺らは怒鳴られたが、家には帰らず、単車を盗みに行った。 ブンブンブンブン… 「ひゃーはやー!」 「パラリラパラリラ♪」 ちなみに時刻は夜中の2時。 「はやー!」 「新太ー!もっとおとせぇ!」 俺は落とさずに急カーブを曲がりきろうとした。 キキキ… 「だめやーー…間に合わぁぁぁぁあ……」 ドン! 俺はガードレールにぶつかった。 ファンファンファン… げっ、サツだ… 頭から血を流していた俺だったが、単車を置いて逃げていく。 「ギャアアアアアア!」 「止まれ!」 「オマエラハシレェェェェ!」 「止まれえええ!」 「新太お前流血してんぞ!」 「気にすんなや!ダッシュやあああああ!!」
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