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「警察やぞ!」
「うるせー舐められてたまっかよ」
「とにかく、夜遊びは禁止や、はよ帰れ!」
「ちっ…」
俺らは怒鳴られたが、家には帰らず、単車を盗みに行った。
ブンブンブンブン…
「ひゃーはやー!」
「パラリラパラリラ♪」
ちなみに時刻は夜中の2時。
「はやー!」
「新太ー!もっとおとせぇ!」
俺は落とさずに急カーブを曲がりきろうとした。
キキキ…
「だめやーー…間に合わぁぁぁぁあ……」
ドン!
俺はガードレールにぶつかった。
ファンファンファン…
げっ、サツだ…
頭から血を流していた俺だったが、単車を置いて逃げていく。
「ギャアアアアアア!」
「止まれ!」
「オマエラハシレェェェェ!」
「止まれえええ!」
「新太お前流血してんぞ!」
「気にすんなや!ダッシュやあああああ!!」
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