美少女姉妹

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「俺だって、機会があれば結婚したいさ。でも、その為にはいろいろと大人の事情があるんだよ」 涙目になりながらいじける先生というのもやはりこのクラスならではなのかもしれない。 この修平弄りを続けても良いが転校生が軽く困惑しているので先生に助け船を出してやる。 「先生?先生の隣の女子は誰ですか~?」 俺が修平に聞くと修平は我を取り戻したように女子の紹介を始めた。 修平は目で (一條。ナイスアシスト) と訴えてきたので (後でラーメン大盛り奢って下さいねッ) と返してやった。 修平はこめかみを痙攣させながらも転校生の紹介を始めた。 「今日はこのクラスの新しい仲間を紹介する。ちょっ、男子!!喜び過ぎだ!!落ち着けッ、神崎。自己紹介をッ」 修平は興奮した男子を抑える為に身体を張っていた。
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