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~融~
学校の授業が終わり、すぐ家に向かう。
融「イルお腹空いてるかな?」
?「ヒック…と…きゅん…」
融「え?イル??」
ふとイルの声が聞こえ気がした。
コンビニの側だ
融「イル??」
イ「………とっくん?」
名前を呼ぶと、イルの声
少し近いて、見渡すと電柱に寄り掛かってるイルがいた。
膝から血が出ている。
転んでしまったようだ。
融「イル、大丈夫か?立てる?」
イ「無理だよぉ…痛いよ…」
イルは怪我を治す事ができる、
【加護の祈り】
だが、それは簡単な事ではない。
ゲームや漫画なら魔力を使ってちょいちょいと…だが
実際は
イルと治療を受ける側にも代償の…消費する物がある、
魂だ。
イルの祈りは傷も病気なども治す事が出来るが、その分魂に負担をかけるため、自分には出来ない。
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