4月10日

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な…何って…別に何でもないんですけど… 「べ…別になんでもないけど…」 「そう…」 すると美桜は力を緩めてくれた 「お兄ちゃん…ごめんね…お兄ちゃんに彼女ができたかと思って…」 なんだ…そんなことか… 別に好きな人もいないし…てか美桜だけで色々大変だし… 「ばーか…女になんか興味ねーよ」 「そ…そうだよね!だって…」 美桜は俺の腕を掴みながら俺の顔をじっと見つめる 「私がいるもの」 「…だよな」 てか美桜いないとご飯誰が作ってくれるんだよ そんなことを思いながらすでに学校に到着していた
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