一歩、ニ歩、三歩。

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翔「春……可…!?」 倒れた春可の口から、赤い水がこぼれ落ちた。 沖「これは…やべーんじゃねぇですかィ」 土「どーなってんだ!?」 ガガガッ!!!! 春可のほうに気をとられていた為気がつかなかったが、既に店が半壊状態になっていた。 ロボットのほうは、高速で回転し続ける頭から摩擦で火花が散っており、いつ爆破してもおかしくない状況に陥っていた。 翔「…どうすれば…」 ドォォン!!! 翔「……え……」 翔葉は、一瞬状況がつかめなかった。 さっきまで暴れていたロボットが…… 一瞬で真っ二つに割られている。 「ったくよー…ホカホカって弁当屋か!そうゆうのって大概冷めちまってんだろー?!温め直して…出直して来やがれェ!!!」 ズゥゥン… ただのガラクタとなったロボットは、無残に崩れ落ちた。 .
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