嫌よ嫌よはやっぱり嫌

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翔「ほ、本当ですか!?」 一瞬で暖かくなる彼の笑顔。 すぐに立ち上がり、妹のもとへと駆け寄った。 規則的に息を吐き、静かに眠る春可。 先程までの状態とはまったく違っていた。 翔「春可………よ、よかったぁ……」 少し泣きそうな、それでいて喜びを隠せない翔葉。 医「あと、大変申し上げにくいのですが…」 翔「??」 医「彼女が血を吐いて倒れた理由が全く分からないのです」 翔「!?」 沖「あんな、状態だったのにですかィ…??」 医「はい。妹さんの心臓・肺・その他の臓器を検査しましたが、全く… 血を吐いた形跡も一切なくて…」 土「な!?だったらどうして今は異常がねぇんだ!?」 医「それも、分かりません」 .
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