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チーフになってみたものの毎日の忙しさに振り回され最近自分らしさを失ってしまっているような気がする。そして、唯一の休息時間の睡眠時間もなぜかあの頃の夢ばかり。そう高校時代
この及川由紀人、最初で最後の大恋愛だった、輝ける青春の日々。佳山 華代…この子の名前、顔、体は忘れたくても忘れることができない。そう、一度の過ちがとりかえしのつかないことに。
「及川チーフ」
はっ!今は仕事中であった。従業員の荒井さんが自分を呼ぶ声が聞こえる。きっと彼女は何回か呼んでくれていたのだろう。
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