プロローグ

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「やっと行きましたか…」 (しかし、ここは本当に何故一人ずつしか見てくれないのでしょうか? 全く、効率が悪すぎますよね。) そんな事を思いながらシアンは待つ事約5分 「33番でお待ちの方どうぞ~」 「それでは、行きますか。早く帰って今後の準備もしたいですし…」 そう呟きながらシアンは呼ばれた方に歩いて行った。 「本当にここでいいのでしょうか…?」 何故そんな事を言ったかというと、そこは教室程の大きさの部屋で中央に占い師と思われる姿をした人が一人、20cm程の水晶玉を持って安楽椅子に座っているだけだったのだ。
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