プロローグ

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「ねぇ、貴方少し時間あるから雑談でもしない?」 「私は別に構いませんよ。私は、シアン=ヴァスタインと言います。あなたのお名前を教えて頂けますか?」 「シアンね!私はリン、リン=アスカロンよ!よろしくね」 「アスカロンと言えば、有名な魔術師の家系ですよね?何故こんな所に居るのですか?あなたなら国の魔術師団にも入れるはずですよね?」 「その予定だったんだけどね…、ここで職業鑑定してもらったら何故か鑑定師って出ちゃって、おまけにうちの親がここの結果以外の仕事をするなら勘当だって言うから仕方なく、ね?」 そう言ってリンは苦笑している。
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