プロローグ

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「そろそろ水晶に字が浮かんで来たんじゃないかしら?」 そう言われてシアンが手に持っている水晶玉を覗きこんで見ると 「商人…?こんなに曖昧に出るもの何ですか?」 「おかしいわね?普通なら何を扱う商人なのかまではっきり出るはずなのに…」 「シアン、私にも見せてもらえる?」 「ええ、どうぞ」 シアンはリンに水晶を見せた 「……、おかしいわね?少し調べてみるから待ってて下さいね」 そう言ってリンは奥から分厚い魔術書のような物を持ってきて凄い早さでページをめくっていく
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