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ここらで、『僕』の物語を始めてみたいと思う。
でもそれは今からずっと続く訳じゃない。それはすぐに途切れたり、突然生まれたり、だらだらと続いたりする。思い出すこともあるかも。都合よく焼き付いてたやつを都合よく並べかえたりなんかして。
それが『僕』の物語で、『僕』にとっての物語である。あなたにとってはそんなものでないように祈りたい、なんてエラソーなことを言いながらそろそろ始めよう。生まれるままに、断絶されるままに。
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