冬のおとづれ

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      冷たくて ただ 冷たくて   凍えた空気が 一際寒極まって 良く目覚めもしない内 耳に届いた知らせは 冷たくて   喉が凍み 胃が痛覚を訴えてさえも 体内に流れて行く 苦いミルクコーヒーを 止めることは出来ずに   やるせずに ただ やるせずに   脳だけが その言葉を捕えて 離さないのに いつまでも 耳を傍立てる癖   冷たくて ただとても 冷たくて   冬の訪れは ただ冷たいだけでは無いことを 知らされた 瞬間   脳の何処かの裏側で 氷の牙で 胸を抉られる感覚   私は 其を 理解している 自分さえ居た           †……………†     ペットのハムスターがお星様になった日に書いたのだったかな? 執筆日不明。
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