平穏な日々

13/15
前へ
/18ページ
次へ
次の朝 マリアの声で目が覚めた。 昨晩集中し過ぎて目覚めが悪い。 朝食を取りマリアと一緒に学校へ向かった。 まだ頭がスッキリしない。 マリアが 「昨日夜更かししたんでしょう。体壊すよ。何していたの?」 「特に何もしてない、眠れなかっただけだよ。ふぁぁ~」 するとマリアは優しい顔で「何か悩み事でもあるの?相談にのるよ。心配だから。」 「大丈夫だよ。何も無いから。」 「ふぅ~ん、まぁ いいかぁ~」 俺はマリアが本当に心配しているのがわかった。 心配させない様に気を付けなきゃ。 俺は元気な振りをしてマリアに冗談で笑いを取った。 学校まで笑い声が絶えなかった。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加