平穏な日々

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校内に入ると急いで教室にむかった。 マリアが心配しているに違いない。 教室に着くとマリアを探した。 しかし見当たらない。 他の生徒にマリアの事を聞いてみた。 するとまだ教室に来ていないと言うのだ。 俺はマリアを探しに教室を飛び出した…その瞬間誰かと正面衝突をした。 ゴチッ!?鈍い音がした。 相手が「きゃあぁ!!」と悲鳴をあげた。 なんと可愛らしい女性だろう…と見上げるとマリアも隣にたっていた。 マリアが「大丈夫!?ねぇ大丈夫!?」と心配そうに2人を見ている。 俺はハッとわれに返り、倒れた女性に謝った。 「ごめん…大丈夫かい?」 女性は「あっ、私の方こそごめんなさい…大丈夫ですか?」 俺達は顔を見合せ思わず吹き出してしまった。
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