*偽りは真実のもと成立する*

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「桜の木って…どれだ?」 この学校はやたらと広い まだ行ったことのない学舎もあるし… うーん、それよりも桜の木なんてこの学校にあったか? 「生徒会長に呼び出し食らった宮河君♪」 なっ!? 「桜…田!?」 桜田は笑っていた 驚いて辺りを見回す 桜の木ない…よな 桜田はそんな俺に気づいたように長い髪を揺らす 「あるわけないでしょ? あんたが来るのが遅いから迎えに来たのよ」 え? 口調が… 「あっちにあるわ、ついてきなさい」 顔が怖い… 本当に桜田なのか…?
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