*偽りは真実のもと成立する*
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桜田は学校の裏の道を登る って実を言うとこんな道があることを知らなかった 少し行くと階段が見えてきたが、まだこの先に何があるのかは分からない 「まだなの?」 俺は桜田の背中に声をかける、 長い髪が歩くたびに揺れていた 「歩いていればそのうち着くわ」 そのうちって… もう、結構歩いてるんだけど… 桜田は歩く速度を緩めることなく歩いて行く 俺はその背中を追いかけた
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