*全てが全て同じとは限らない*

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「私と李埜(リノ)は付き合っているわけじゃないし…心配する関係じゃないの」 そう言うと顔を背けた 「だから…兄弟とでも思ってくれれば良いわ」 「…?何、2人?」 李埜は頭を傾けた 「恋人」 「へ?」 「私たちは付き合ってるのよ」 李埜は体をひねって俺を見る 「脅迫でもした?」 「してねぇよ!!」 「じゃあ何で?」 李埜は莉奈を見た、 莉奈は苦虫でも噛み潰したような顔をして 「理由なんてないわ、ただ私たちは付き合ってるのよ」 と、理由になっていない答えを突き返した
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