*夢を失いたるは心なしと*

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「…っ!?」 ガタッ 俺の顔驚愕に歪んでいたのだと思う 体は椅子から浮き上がっていた 「…驚くのもしょうがないだろう……まぁ落ち着いて座れ」 俺は促されるままに椅子に座り直した 「彼らは実体を持たない、幽霊などと呼んだりされるが人が死んでから成るものではない……そこに産まれいつの間にか消える……そういう存在だ」 俺は心ここにあらずという感じで会長の話を聞いていた 幽霊…… 実体をもたない……?
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