第1章~ハジマリノヨゲン~

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次元ウサギside ……俺は今人間界に居る。 なんか…初めてきた。 でも…みんなこっちジロジロ見てくるんです。 うぜぇ← さて。僕のターゲット。何処に居るんですかねぇ? たしか…赤見柚裏? アカミユズリ… 聞きなれない名前。 …頭の中でターゲットロック。 亞紅高校? …すげぇ俺。 亞紅高校目の前にあるよ。 地図見てないのに!! 天才だ。 なんて思ってたら、二人の女子が出てきた。 柚「やっぱりさ?」 千「何よ?」 柚「うさみみが一番だよね。(真剣)」 千「は!?猫ミミでしょ!」 柚「いや、あのミミがね?垂れてるミミがね?まじでもうかわいくてね?」 千「いや、猫ミミでYシャツで濡れてた方gaああああ!?」 柚「なんだ千夏。妄想しすぎで壊れたのか?」 …千夏とかいうヤツがコッチを見てる。ガン見。 柚「はぁうああ!?」 なんだこいつら。 柚「テライケメソonうさみみキタァアああぁああ!?」 …グリール並にうるせえ。 千「やめろ、もちつけ柚裏!!」 柚裏…ユズリ!? あの変なヤツが!? うわ。面倒だな。 死ねばいいのに。ホント← まぁ、仕事なんでね、仕方ない。 そう思い俺は近付いた。 次「あの。」 柚「ハヒっ!?」 次「…。赤見柚裏さん…ですか?」 柚「はぃっ!!はぁはぁ…テライケメソ…」 千「おいコルァ。つかなんですか。あなた。変態?ミミなんかつけて。」 次「…変態なわけないでしょうが。まっとうな次元ウサギですよ。」 千「んなヤツ居るか。なんだ次元ウサギって。」 …あ。そうか。こいつら人間界のヤツらだった。 次「着いてくればわかります。」 千「なんです?新手のナンパ?」 …俺の中でナニカがキレた。 次「あ゛?んな訳ねぇだろ。バカ。お前らみたいなヤツらをナンパすんなら腹斬って自害した方がマシだ。バカ。」 千「…顔はいいくせになんだコイツ…」 柚「…ねぇ、ウサギたん!!」 次「(たんって…)なんすか。」 柚「何処に着いていくの!?」 次「…っ!?」 俺はめちゃくちゃ驚いた。 なんか知んないけど柚裏が真剣な顔でそう言ったから。 なんだコイツ。意味不明。理解不能。 柚「…なんか、困った目、してた…よねぇ?」 次「いや、そりゃ、着いてきてくれること前提で来てるから。つか来てくれなきゃそりゃ困るし。」 柚「…じゃあさぁ、着いて行ってもいいよ?」
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