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ココは呆れた顔で
「それは、こっちが聞きたい台詞。薄紫色の光を追ってカズ1人で先行っちゃったじゃない」
カズ「えっ!?僕が?...ごめん...覚えてないや...」
ココは心配そうにカズの顔を見る。すると
「おぉーーい!!」ジールドとジクも走りかけてきた。
ジク「...一体...何だったんだよ...ハァ...息きれたぜ...」
カズ「ごめん...僕もわかんないんだ。気づいたら...ここに...」湖の方へ振り返る。すると、薄紫色の光は湖の中央で大きく光輝き、次の瞬間【ドバアァァッーー!!】湖は大きな水しぶきをあげて、中央から左右に水がわかれ中央部分だけ、ポッカリと水が無くなってしまった。
その先に何か神殿の入り口のような物が見える。
呆気にとられていると、カズは無言で湖の中央に出来た道を進み、神殿の入り口へと入って行ってしまった。
ジク「おいっ!カズ!!!」
ジク達もあとを追おうと足を踏み出した瞬間、湖は【ザバッーー!!!】もとの湖へと戻ってしまった。
ココ「いやあぁっーー!カズー!...カズが、カズーー!!!」
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