20人が本棚に入れています
本棚に追加
【ポトッ】
コカゲが手にしていたナイフが手から落ちる。
ナイフ!?どうして???
カズ「...もしかして...僕達を騙していたの?」
コカゲは大蛇に締め付けられながら
コカゲ「...すまない...オイラは...グシンジー様の仲間なんだ...お前達を倒さないといけない...だが、共に行動していくうちに...不覚にも、お前達に気を許してきて...この大蛇はおそらくグシンジー様の手下だ...裏切った罰だろ...すまなかった...」
コカゲは言葉を残し、大蛇に完全に姿が見えなくなるよに巻きつかれてしまった。早く...早く助けないと...だが、ジールドさんは一向に動く気配がない。
カズ「過ちなんて、誰にでもあるだろ!それに気づいて謝罪したなら、それで罪はなくなるんだ。ジールドさん、コカゲを助けて」
だが、ジールドさんはどうした事だろうか...冷たい目つきで大蛇とコカゲを見ている。
「もう、いいよ。僕が助ける」
そう言って、僕は大蛇に巻きつかれているコカゲのもとへ走った。
最初のコメントを投稿しよう!