†裏切り†

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【ポトッ】 コカゲが手にしていたナイフが手から落ちる。 ナイフ!?どうして??? カズ「...もしかして...僕達を騙していたの?」 コカゲは大蛇に締め付けられながら コカゲ「...すまない...オイラは...グシンジー様の仲間なんだ...お前達を倒さないといけない...だが、共に行動していくうちに...不覚にも、お前達に気を許してきて...この大蛇はおそらくグシンジー様の手下だ...裏切った罰だろ...すまなかった...」 コカゲは言葉を残し、大蛇に完全に姿が見えなくなるよに巻きつかれてしまった。早く...早く助けないと...だが、ジールドさんは一向に動く気配がない。 カズ「過ちなんて、誰にでもあるだろ!それに気づいて謝罪したなら、それで罪はなくなるんだ。ジールドさん、コカゲを助けて」 だが、ジールドさんはどうした事だろうか...冷たい目つきで大蛇とコカゲを見ている。 「もう、いいよ。僕が助ける」 そう言って、僕は大蛇に巻きつかれているコカゲのもとへ走った。
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