†裏切り†

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ジールド「しかし、私にはグシンジーを倒せない理由がある。...なので君達に目的を果たしてもらいましょう。それまでは協力するし、君達にも協力してもらいます」 カズ「そんな事できるわけ...!」 ジク「おぉーい!お前ら無事かー!?」 僕達の遥か後ろから、聞きなれた声が響いた。 ジク達3人が無事、洞窟から脱出してきたのだろう、駆けよってくる。 ジールド「カズ。大切な仲間を、ここで死なせたくはないでしょう?」 カズ「...卑怯だ」 ジールド「ふっ、なんとでも言うが良い。何もなかった事として先へ進むか...私と戦うか...」 戦うと言っても、何も知らないジク達... ジールドさんの手は僕から離れ、腰にある剣へと...きっとジク達が近寄った瞬間に、剣を抜くだろう。 ジールド「さぁ、お前次第だ」
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