20人が本棚に入れています
本棚に追加
ジールド「しかし、私にはグシンジーを倒せない理由がある。...なので君達に目的を果たしてもらいましょう。それまでは協力するし、君達にも協力してもらいます」
カズ「そんな事できるわけ...!」
ジク「おぉーい!お前ら無事かー!?」
僕達の遥か後ろから、聞きなれた声が響いた。
ジク達3人が無事、洞窟から脱出してきたのだろう、駆けよってくる。
ジールド「カズ。大切な仲間を、ここで死なせたくはないでしょう?」
カズ「...卑怯だ」
ジールド「ふっ、なんとでも言うが良い。何もなかった事として先へ進むか...私と戦うか...」
戦うと言っても、何も知らないジク達...
ジールドさんの手は僕から離れ、腰にある剣へと...きっとジク達が近寄った瞬間に、剣を抜くだろう。
ジールド「さぁ、お前次第だ」
最初のコメントを投稿しよう!