小包

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なんでだろう そう思いながらも俺は何か惹きつけられる物がありもうゲートに向かっている。 家には 行ってくる! とだけ書いた置き手紙を書いておいた。 歩いてられない 俺は走ってゲートまで向かう事にした。 走るのが得意だしなんと言っても走るのは好きだ。 自分でも思うぐらい走るのは速い。 あぁ! 養子かぁ…… この普通過ぎる生活が変わるだけで最高だし、昔から幻界は好きだから、養子になりたくない条件なんか1つもないっ! ゲートに着くと証明書を見せて身体検査を通って、通界。 通界【つうかい】とは違う世界に行く意味。 ゲートは大きく赤い門。 奥は真っ暗で、ここで目を閉じると幻界に通界出来る。 目を閉じて 興奮を抑えて 心を落ち着かせ 目を開いた。
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