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「ふっ、そういうことだ、なっ!」
アーメット君はそう言いながら、魔武器を生成しつつ、飛び掛ってくる。
「生成っ!」
アーメット君の手には、レイピアが握られている。
それを僕に突き立ててくる。
「あぶないっ!」
ユナが叫んだ。
僕はそれを聞きつつ、後ろに下がって避けた。
「いきなりは危なくないかな?」
そう言いながら僕は、僕は魔武器を取り出す。
「さっそく、力を貸してもらうよ、ジュナ」
ジュナは剣の姿だ。
「ずいぶんお早いんですね~?終わったらご褒美くださいよ~」
ジュナは冗談めいて言うが、それに答えていられる状態じゃない。
アーメット君がレイピアを再び突き出しているからだ。
「先手必勝だろ?」
アーメット君はそう微笑みながら、避ける僕を追撃してくる。
何発か避けたところで、ジュナの刀身でレイピアの一撃を受ける。
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