好 ・ 愛

11/14
前へ
/18ページ
次へ
<死ねば、愛されずにいるのもまたいい思い出になるかもね> 悪魔が囁いた そうかもしれないね、 と相槌を軽く打った。そのとき―― 『かい……ばら………?』 視えた 敵だから?眩しいから? ああ、もうどうでもいい 『お前……そんなところで何してんだよ…早くそこから降りろよ!』 響也の声が心なしか震えて聞こえた この感情を僕は苦しくなる程知ってる 『…』 『ほら、早く!!』 『……響也にはわかんないよ。』
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

93人が本棚に入れています
本棚に追加