~プロローグ~

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次に、なんか俺を呼び出した、こわ~い奴は 柳瀬杏也(ヤナセ キョウヤ)、見た感じはカッコイイ好青年で、 成績優秀、スポーツ万能と、 なんかムカつく位完璧な奴だ。 ま、只一つの弱点、歩美の事になると周りが見えなくなる、 付き合ってる訳では無いが、 お互い相手が自分の事を好きだと知ってるし、 自分も相手の事が好きなのだ。 ………いうなれば、“両想い”なのだ、 何故付き合わないのかは不思議だが、 歩美も杏也も、それで良いらしいのだ。 その弱点のお陰で、先生を殴り飛ばしたり、部活を壊滅させかけたり……… 歩美onlyな奴なのだ。 ちなみにバンドでのパートはドラム、 聴いてる奴も叩いてる本人もリズムに乗ってしまうという、 特殊能力(!?)を持っている。 後もう一人ベースの奴がいるが、それは学校に着いてからにしようか。 ………と、まぁ普通な感じで新たな場所へ四人で向かった。 少しでも環境が変わり、退屈な毎日が終わるのならば。
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