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「あっははっはは!!!!」
先ほどの静寂が嘘のようにクラスは大きな笑い声が響いた。
「俺たちと友達になりたいんだって!!」
「きもちわるっ!!」
次々と吐き出されるミクへの中傷の言葉。
「てめぇらぁぁぁ!!」
俺はたまらず、狂ったようにミクに向かって笑い続けている男子生徒に向かって拳を振り下ろす。
その刹那。
「お前なんか死んでしまえばいい!」
「お前なんかこのクラスに必要ねぇよ!!さっさと消えろ!!!」
「「消えろ!消えろ!」」
ミクは…絶望に見開かれた大きな瞳から一筋の涙をこぼし、
教室を飛び出した。
「ミク!!」
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