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「ハイ……コレカラモヨロシクオネガイシマス……」
いやいやいやいや?
佑恵さん、あなたはいつからサイボーグに?ていうか怖いですよ?
「ふふふ……愛するが故の嫉妬ってやつかしら?」
「きゃふふふ!ちょっぴり羨ましいかも……うん、ちょっぴりだけ……」
おまえら二人は黙ってろぉぉぉぉ!?
姉妹揃って縛り首にしてやるぞ、この馬鹿姉妹!そしてうるさくてすいませんね!
「お兄ちゃんはあたしだけの……」
だからあたしだけの……何!?その後が気になるよ、我が妹さんよぉ!?
「後で少し説教……ね?」
笑顔が怖いですよ、吹雪校長様!?しかも何故あなたまで黒いオーラを!?
もうわけ分からん!
世界中の健康男児の諸君……。
私は一足先に死ぬかもしれない。後は頼んだ!
その日、あまりの恐怖感漂う状況についには耐えられなくなった坂井翔は、彼女達による必死の看病が必要になるくらい意識が消え失せようとしていた。
結論的に言えば気絶。
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