プロローグ

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いつの夏休みだったか。 祖母の住む田舎で、僕は不思議な体験をした。 あまり記憶にないのは、僕が幼かったからか、それとも長い夢だったからか。 はっきりと覚えているのは、蝉が鳴いていて、祖母の家の近くには森があったこと。 自然しかない田舎は、都会育ちの僕には全てが新鮮だった。
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