『FP』

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・・・・・・ …………まだか …………まだか …………まだか アンダーソン「…………まだだ。」 「いるじゃねーか!? …読心術やめて! てか、いつからいたんだ?」 アンダーソン「んっ?五分前ぐらい。」 「声掛けろや! てか何そのフランスパンとフライパン? こんな時に呑気に飯ですか!?」 アンダーソン「よく見ろ…。これは只のフランスパンとフライパンではない! 血と汗と…涎の結晶、現段階の科学力の全てを尽くして造り上げた武器『FP』だ!」 「もっと良い形状にしろよww!」 アンダーソン「…そこは、開発者の悪ノ…じゃなくて遊び心だ。」 「同じなんだよ! 悪ノリも遊び心も殆ど同じなんだよ! こんな物を振り回して戦ってたら只の不審者じゃねぇか!」 アンダーソン「…武器無しで戦うか?」 「勿論、活用させて貰う方向で。 はい。生意気な事言ってすみませんでした!」 アンダーソン「分かればいいんだ。分かれば。 よし、じゃ早速行って来い。」 「えっ?何処へ?」 アンダーソン「転送入りま~す!」 ?「了解」 了解? 音がする… 辺りのスピーカーからか? 「…ちょっ、転送ってまさか…」 アンダーソン「勿論。逝ってらっしゃい。」 「字が違うんですけど!」 そう言った瞬間、光が俺の身体を… てか、眩しっww
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